2022年9月17日(土) 18:00 東京ドーム 巨人 vs 阪神

2023年4月4日

巨人勝ち

いきなり個人的な恨みつらみですが、今日の阪神の先発、西勇輝が嫌いだ。
対戦相手への敬意が感じられないニヤニヤとした笑い。そんなに貯金を作れている投手ではないのに、巨人だけにはなんか強い。

試合結果

記録

巨人 3 – 2 阪神

責任投手

戸郷 翔征( 12 勝 6 敗 0 S )
西 勇輝( 9 勝 9 敗 0 S )
S大勢( 1 勝 3 敗 33 S )

本塁打

阪神佐藤 輝明 19 号( 2 回表ソロ)
巨人中田 翔 22 号( 6 回裏ソロ)
ポランコ 22 号( 6 回裏ソロ)

展開

2 回表

佐藤輝にフォークをうまく運ばれて 1 点失う。

5 回裏

先頭のウォーカーが激走。今シーズン初の 3 塁打を放つ。
大城、戸郷が倒れるも、吉川が初球のスライダーをはじき返す 2 塁打を放ち、同点に追いつく。

6 回裏

1 アウトから、中田がバックスクリーンへのソロ本塁打で 1 点、勝ち越し。
続く岡本は倒れるも、ポランコが打った瞬間にわかるソロ本塁打で 1 点追加。

7 回表

先頭の原口に安打を打たれ、続く佐藤輝に四球。
梅野のバントは戸郷がうまく捌いて 3 塁で刺す。あまり良い送球ではなかったため、併殺にはできず。
小幡の代打、マルテがタイムリー安打を放って 1 点差。
西勇の代打、ロハスを 3 塁インフィールドフライに抑えたところで、戸郷から高梨に交代。
中野のあたりは、フラフラっと上がった内野フライ。ショート坂本のダイビングキャッチで 1 点を守り切る。

9 回表

大勢がマウンドにあがる。
わずか 11 球で三者凡退に抑えて 33 セーブ目。

感想

戸郷は、高卒 4 年目の投手、というところをまったく感じさせない。いつもテンポよく投げている。現在の巨人のエースと言っていいと思っている。

立ち上がり、ランナーを出した後、少し球が高めに浮いていて危うく感じたが、7 球目の膝元ストレートがストライク判定、ランナーが走っていたため、大城がセカンドで刺して三振併殺で落ち着いたように見えた。リプレイで見ると、ボールと言われても仕方がないくらいのきわどい判定だった。

2 回以降はテンポよくコントロール抜群で、素晴らしい投球をしていた。2 回表に佐藤輝に打たれた本塁打は、フォークをうまく運ばれたので、仕方がないと思う。打った佐藤輝がうまかった。

一方、打線の方は、今年やられまくっている西勇にまたやられるパターンで始まった。

2 回裏、岡本が運よくもぎ取った四球で出るも、牽制で刺される。西勇の球は外角のきわどいところにすべて集まっていて、四球判定は微妙だと思った。こういうチャンスを活かさないと、と思った矢先に牽制で刺される。完全にやられるパターン。それも、2 回表に 1 点取られたところだったし。

5 回裏のウォーカーの 3 塁打は良かったね。思わず、「走れー、みっつ」と叫んでいた。ノーアウト 3 塁、とりあえず同点はいけるだろう、と高を括っていると、大城がボテボテの二ゴロ、戸郷が三振。
最近の大城は、チャンスで本当に打てない。だから 8 番バッターだと言われたらそれまでだけれど、小林と比較して打てるからスタメンなんじゃないだろうか。正直、大城を使い続ける意味が見出せなくて不満が溜まっている。
吉川尚が本当によく打ってくれたと思う。それも初球。外角の低い球をうまく運んだ。苦手としている投手から 1 点をもぎ取るのがどれだけ大変か思い知る場面だった。

6 回裏、中田とポランコの本塁打で、ようやく西勇の呪いから解放された気がする。どちらも打った瞬間の本塁打だった。しかし、その 2 人の間の岡本の三振はいただけない。岡本は不振から脱出できそうでできない状態をシーズンの半分以上続けている。指導に根本的なミスがあるのか、岡本はそこまでの選手だったのか。ヤクルトの村上との差があまりにも大きすぎる。

7 回表、先頭の原口に打たれた安打。球速は落ちていない、テンポも変わらない、高めに浮いてしまった失投だった。続く佐藤輝への四球。逃げているようには見えなかったが、それでも、本塁打だけはダメという気持ちが強すぎたように見えた。
ノーアウト 1 塁 2 塁から梅野がバント。戸郷のバント処理でランナを 3 塁で刺すことができたのは大きかった。3 塁へストライク投球ができていたら併殺が取れていたかもしれない。岡本がよく抑えたが、結構危うい送球だった。
しかし、巨人ファンの立場からいうと、梅野にやられているイメージが強いので、梅野のバントは有難かったと思う。たらればになるが、梅野と勝負していたら打たれていた気がする。
代打マルテにレフト前に運ばれて 1 点失う。ウォーカーの守備。なぜ返球を叩きつけるのか。まぁ、良い球を返していたとしても 1 点は入っていただろうけれど、1 塁ランナーが一気に 3 塁に行けちゃったかもしれない。今シーズン、そういう場面を多く見ただけに、ヒヤッとした瞬間だった。
代打ロハスを 3 塁インフィールドフライに抑えたところで、戸郷から高梨に交代。今日からの 9 連戦を考えると、7 回は投げ切ってほしかったけれど、103 球 5 安打 2 失点は良かったと思う。

高梨、鍵谷、そして、大勢と、危なげなくリレーして、勝利。

それにしても、打線が繋がらない。9 安打で 3 得点。うち 2 得点はソロ本塁打。シーズンほとんどで同じ状況が続いているが、まったく変わらない。これはコーチ陣の問題なのか、選手自身の問題なのか。本塁打も嬉しいけれど、安打が繋がっての得点が見たいヨ。