第1回 Amazon Lightsail で WordPress ~立ち上げ編

2022年9月30日

Amazon Lightsail のアイコン

はじめに

猫とキャンプと野球観戦と AWS が大好きな旦那、LeoSaki です。モフモフしたい。

今回は、Amazon Lightsail で WordPress を立ち上げます。最終的なゴールは 安全な SSL 通信で、CDN(Content Delivery Network)を通して WordPress が閲覧できるようにします。

WordPress とは?

WordPress とは、サイトの作成やブログの作成などができる、無料のソフトウェアです。全世界で最も使われていると言われています。

当サイト「月とライオン」も WordPress を利用しています。

メリット

  • サイト構築が簡単にできる
  • HTML やサーバーの知識がなくても記事の新規投稿、編集ができる
  • プラグインで機能を追加できる
  • テーマでデザインを変更できる
  • 情報が多い

デメリット

  • 他人と差をつけようとすると専門知識が必要となってくる
  • サポートはない
  • サイトの表示速度が遅くなりがち
  • 本体とプラグインの互換性を常に把握しておく必要がある
  • 攻撃の対象になりがち

CDN とは?

閲覧者からの「コンテンツを見せて欲しい」という要求に対して、サーバーは情報を提供します。しかし、一度にたくさんの要求を受けてしまうと応答が追いつかなくなり、エラーを表示したり表示が完了するまでに時間がかかったりします。

CDN は、サーバーの応答を肩代わりすることができるように、閲覧者とサーバーの中間に配置されたキャッシュサーバー群のことです。これを AWS では、CloudFront というサービスで提供しており、Amazon Lightsail でも利用することができます。

手順

Amazon Lightsail を利用すると、とても簡単に WordPress を立ち上げることができます。

1. AWS マネジメントコンソールから、「Lightsail」を検索します。

2. Amazon Lightsail の Home 画面です。

3. 日本語化は、右下から行うことができます。

4. インスタンスの作成を選択します。

5. インスタンスの設定を行います。

  • インスタンスロケーションは「東京」になっていますでしょうか。
  • 「Linux/Unix」が選択されていますでしょうか。
  • 「WordPress」が選択されていますでしょうか。
  • インスタンスプランは、お好きなものを選択ください。
  • リソース名は、後で自分がわかりやすいものをつけておきます。(今回はデフォルトのままで進めます)
  • 最後に、インスタンスの作成をクリックします。

6. 作成中です。実行中に変わるまでしばらく待ちます。

7. 実行中に変わったら、赤枠のあたりをクリックします。
(リソース名が表示されているはずです)

8. 赤枠内の「IP アドレス」を確認してください。

9. ブラウザの URL に、「http://[IP アドレス]」を入力します。

この画面が表示されたら成功です。
無事、Wordpress のサイトが作成されました。

最後に

たった数分で、WordPress のサイトが作成できました。

はじめて作られた方であれば、3 か月は無料で利用することができます。3 か月後であっても、一番安いプランであれば、3.5 USD で WordPress でサイト運用ができます。

とても簡単ですので、是非、お試しください。

次回は、ドメインで接続できるようにしていきたいと思います。

引き続き、よろしくお願いいたします。

この記事を書いた人
LeoSaki(旦那)

猫大好き、野球大好き、AWS が大好き、な、藩士。
AWS 6冠、取得しています。
IPA 資格は IT パスポート、基本情報技術者、応用情報技術者、取得しています。
キャンプ場でも仕事する社畜っぽい人。