2022年9月19日(月) 14:00 東京ドーム 巨人 vs DeNA

2023年4月4日

巨人勝ち

今年の今永はいいですね。マウンドで表情豊か、爽やかな感じ。嫌味がないから、敵チームであってもなんとなく応援してしまう。

試合結果

記録

巨人 5 – 3 DeNA

責任投手

菅野 智之( 9 勝 6 敗 0 S )
今永 昇太( 10 勝 4 敗 0 S )
S大勢( 1 勝 3 敗 34 S )

本塁打

DeNA関根 大気 1 号( 8 回表ソロ)
佐野 恵太 19 号( 9 回表ソロ)
巨人中田 翔 23 号( 2 回裏ソロ)
大城 卓三 13 号( 2 回裏 2 ラン)
ポランコ 23 号( 4 回裏ソロ)
丸佳 浩 27 号( 6 回裏ソロ)

展開

1 回表

いきなり先頭の桑原に 2 塁打を打たれ、楠本の送りバント、佐野のタイムリー安打と、流れるような攻撃。

2 回裏

先頭の中田が打った瞬間にわかる左本塁打で同点。
岡本が安打で続くも、ポランコ、ウォーカーが凡打でランナー進めることすらできず。
大城がこちらも打った瞬間にわかる右本塁打で 2 点勝ち越し。

4 回裏

ツーアウトから、ポランコがバックスクリーンギリギリに飛び込む本塁打。

6 回裏

ワンアウトから、丸が弾丸ライナーで飛び込む強烈な右本塁打。

8 回表

菅野から変わった鍵谷が、関根に今シーズン 1 号となる右本塁打を浴びる。

9 回表

抑えの大勢が、佐野に右本塁打を浴びる。
後続はなんとか抑えてゲームセット。

感想

菅野をエースと呼ぶのはどうだろう、と思っている。巨人に入りたくて浪人したのに、メジャー挑戦と騒いだり、そもそも、メジャーに挑戦できるレベルの投手だろうか。確かに、スライダーは凄いと思うけれど、相手を見下したピッチングをして打たれるのが常だ。特に今シーズンは 150 Km/h いかないストレートで、完全に衰えを感じてしまう。

今日は、コントロールが良かった。しかし、初回の初球先頭打者にあわや本塁打という当たり。前回登板でもヤクルトの塩見に初球先頭打者本塁打を浴びている。悪くはないコース、球なので、反省も何もしようがない気がするけれど。
ただ、DeNAは、チームとしてスライダーを狙っているように感じた。手を出してきたのはほとんどがスライダー。そういうときでも、スライダーで押していけるところは、さすが菅野といったところか。

打線の方は、相変わらず繋がらない。6 安打 5 得点で効率よく取れているけれど、すべて本塁打。3 本がソロ本塁打。本塁打を見るのは気持ちいい。楽しい。でも、連打連打のタイムリーってやつが見たい。

8 回表の鍵谷が打たれた関根の今シーズン 1 号本塁打は、事故みたいなものかな。打った関根がうまかった。しかし、4 点差が 3 点差に詰まって、大勢のセーブシチュエーションを作るところとか、誰かが脚本を書いているように思える。

そして、大勢。新人として積み上げてきたものは素晴らしい。ここ数年の抑え不在の巨人の救世主。けれど、前回打たれた佐野にまた打たれてしまった。3 点差の場面のソロ本塁打だから良かったけれど、大勢はまだまだ勉強することが多そうだ。156 Km/h のストレート、少し甘く入ったと言っても、並みのバッターならばねじ伏せられた、実際にねじ伏せてきたと思う。ヤクルトの村上に打たれたのもストレート。リーグを代表するバッター相手には、もうひとつまみのスパイスが欲しいところ。